WordPressで画像が表示されないときの原因と対処|公開ページ・メディアライブラリ別に解説【2026年版】

画像が表示されない原因と対処
この記事はこんな人向けです
  • サイトの画像が表示されず、「×」のマークや空白、説明文だけが出ている
  • 管理画面の「メディア」には画像があるのに、ページには表示されない(またはサムネイルだけ壊れている)
  • HTTPS化・サイトの引っ越し・プラグインやCDNの追加のあとから、おかしくなった気がする

執筆・監修:桐山 智行(株式会社H.T.P. 代表責任者)/WordPress歴15年以上、制作・改修・保守の実案件をもとに書いています。

まず、あなたの症状はどれ?(見分け方)

「画像が表示されない」といっても、どこで・どのように出ないかで、原因が大きく変わります。最初に、当てはまるものを選んでください。
症状多い原因読むところ
A. 公開しているページで、画像が「×」や空白になる(全部、または一部)キャッシュ/HTTPS化・引っ越し後のURLのずれ/画像の最適化・遅延読み込み機能/ファイルの権限公開ページで画像が出ないとき
B. 管理画面の「メディア」で、画像が表示されないブラウザやサーバーの状態/画像ファイルの破損・容量不足/プラグインの影響管理画面のメディアで出ないとき
C. アイキャッチ(記事のサムネイル)だけ表示されない設定漏れ/テーマ変更後のサイズの不一致アイキャッチ・サムネイルだけ出ないとき
画像そのものが消えたとは限りません。管理画面の「メディア」に画像が残っていれば、多くの場合、ファイルは無事で、表示の設定や経路に問題があります。

A. 公開しているページで、画像が出ないとき

次の順に確認します。どれも、サイトを壊す心配の少ない操作です。
  1. 画像だけを、直接開いてみる
    壊れている画像の上で右クリックし、「画像を新しいタブで開く」を選びます(スマホでは、画像を長押しして開きます)。画像だけが開けないなら、画像のURLや、ファイルの権限に問題があります。画像だけは開けるのに、ページ上でだけ出ないなら、キャッシュや表示の設定の問題です。
  2. キャッシュを消して確認する
    ブラウザのキャッシュを消す(またはシークレットウィンドウで開く)、キャッシュ系のプラグイン、(使っていれば)サーバーやCDNのキャッシュを、すべてクリアして、もう一度確認します。
  3. 最近の変更を思い出す
    HTTPS化、サイトの引っ越し、CDNやプラグインの追加、テーマの変更などのあとから始まっていませんか? また、レンタルサーバーの「高速化機能」(画像の最適化・遅延読み込みなど)をオンにした直後から画像が出なくなった、という例もあります。該当する機能を、いったんオフにして確認します。
  4. 画像を、もう一度アップロードして差し替える
    ファイルが壊れているだけの場合は、元の画像を「メディア」に再度アップロードし、ページの画像を差し替えると、表示が戻ります。
  5. 最近入れたプラグインを、いったん停止する
    画像の最適化・WebP変換・遅延読み込み・セキュリティ系のプラグインが、影響していることがあります。

やってはいけないこと:ネットで見つけた設定を、思いつきで、.htaccess(サイトの動きを決めるファイル)や、サーバーのファイルの権限に適用しないでください。間違えると、症状が悪化し、サイト全体が開けなくなる恐れがあります。

上の確認で直らない場合は、ファイルの権限・所有者、サーバーの設定、引っ越しのときのURLの置き換え漏れなど、専門的な確認が必要な領域です。次の「自分で直すか、依頼するか」に進んでください。

B. 管理画面の「メディア」で、画像が表示されないとき

  • ブラウザを変えて確認する:別のブラウザや、シークレットウィンドウで、メディアを開きます。ブラウザの状態が原因なら、これで直ります
  • 最近入れたプラグインを、いったん停止する:画像最適化系のプラグインが、メディアの表示を妨げることがあります
  • 特定の画像だけ表示されない場合:ファイルが壊れている可能性があります。元の画像を、再度アップロードします
  • どの画像も表示されず、アップロードもできない場合:サーバーの容量不足や、ファイルの権限の問題が疑われます。サーバーの管理画面で、容量を確認してください
サーバーの容量や権限は、ご自身で変更すると影響が大きいため、原因が特定できない場合は、依頼が安全です。

C. アイキャッチ(サムネイル)だけ表示されないとき

本文の画像は出るのに、記事一覧や記事の上部のアイキャッチだけが出ない場合は、次の点を確認します。
  • その記事に、アイキャッチが設定されているか:記事の編集画面の右側で、アイキャッチ画像が指定されているかを確認します
  • テーマを変更・更新していないか:テーマを変えると、画像のサイズの設定が変わり、以前にアップロードした画像に、新しいサイズが存在しないことがあります。この場合は、画像サイズの再生成が必要で、専門的な作業になります
  • キャッシュを消す:一覧や記事のキャッシュが、古い状態のまま残っていることがあります

自分で直すか、依頼するか(レベル別の目安)

Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7

赤:外注推奨 オレンジ:条件付き自力可 緑:自力対応可

レベル判断は、右のレベル表(スマホは画面下)を参考にしてください。

状況をまとめて、依頼するのが安全

画像が表示されない原因は、設定やサーバーの細かい部分に関わることが多く、手探りで触ると、かえって長引きがちです。この記事の「キャッシュを消す」「画像を再アップロードする」までを試して、直らなければ、次の材料をそろえて依頼してください。

  • 壊れている画像があるページのURLと、画像そのもののURL(右クリックして「画像を新しいタブで開く」で分かります)
  • いつから起きているか(日付・時刻)と、直前にした操作(HTTPS化、引っ越し、テーマやプラグインの変更など)
  • スマホ・パソコン・別のブラウザで、同じ状況になるか

URLとキャッシュ、最近の変更まで確認する

「設定 > 一般」の「WordPressアドレス」「サイトアドレス」が、同じ形式(httpsで始まるなど)になっているかを確認します(見るだけで、変更は依頼をおすすめします)。あわせて、画像の最適化・遅延読み込みの機能、キャッシュやCDNの状態を確認します。ここまでで直らない場合は、ファイルの権限・所有者、サーバーのルール、引っ越しのときのURLの置き換え漏れの可能性が高くなります。

ファイルの実在・権限・サーバー設定・連携サービスを精査する

サーバー上に、画像のファイルが実際に存在するか、権限と所有者が正しいか、サーバーの設定やセキュリティ機能(WAFなど)が画像へのアクセスを遮断していないか、画像最適化サービスやCDNとの連携に問題がないかを、順に確認します。原因が複数、重なっていることも多いため、1つ直すたびにキャッシュをクリアして、再確認します。

依頼する場合の費用と流れ

「技術的に不安がある」「ページの表示が、売上や問い合わせに影響している」という場合は、早めに専門家へ相談するのが安全です。

項目ポイント
費用の目安・状況の診断・切り分け(1~2時間):10,000~30,000円
・ファイルの権限・所有者・サーバー設定の是正:20,000~50,000円
・引っ越しのときのURLの置き換え、サムネイルの再生成:30,000~80,000円
・CDN・画像最適化・外部ストレージ連携の調整:30,000~100,000円
依頼の流れ1. 症状の共有(ページのURL・画像のURL・発生日・直前の変更)
2. 見積もりと作業計画(影響の範囲を説明)
3. バックアップを取ったうえで、作業(設定の是正・キャッシュの整理・再生成など)
4. 確認(パソコン・スマホ・別ブラウザ・CDN経由)と報告
準備しておくと便利・WordPressのログイン情報(編集者以上)
・サーバーの管理画面・FTPの情報(読み取りだけで足りる場合もあります)
・CDNや画像最適化サービスを使っていれば、その管理画面の情報
・症状の出るページのURL一覧(5件程度)と、正常なページの例
・サイトを変更した履歴(HTTPS化・引っ越し・テーマ変更・プラグイン追加の日時)

H.T.P.では、WordPressの緊急対応(調査・修復 1万円・税込)を受け付けています。お支払い後、最短1時間・遅くとも24時間以内に調査を開始してご連絡します。土日祝・夜間も受付、追加作業は事前にご相談のうえで進めます。

画像が表示されないときの、よくある質問

アップロードした画像は、消えてしまったのですか?

管理画面の「メディア」に画像が残っていれば、多くの場合、ファイルは無事です。表示の設定、キャッシュ、URLの不整合など、表示までの経路に問題があることがほとんどです。

一部の画像だけ表示されません

その画像のファイルが壊れている、ファイル名に特殊な文字が含まれている、または、その画像のURLだけがずれている、といった可能性があります。元の画像を、再度アップロードして差し替えると、直ることがあります。

HTTPS化したあとから、画像が出なくなりました

画像のURLが、古い「http」のままだと、ブラウザにブロックされて表示されないことがあります。「設定 > 一般」のURLの形式と、画像のURLを確認してください。設定を自己流で書き換えると、悪化することがあるため、原因の特定は、専門家に任せるのが安全です。

サイトの引っ越しのあとから、画像が表示されません

引っ越しのときに、データの中の古いURLが、新しいURLに置き換わっていない可能性が高いです。URLの一括置き換えは、データベースを扱う作業なので、依頼が確実です。

サーバーの「高速化機能」をオンにしてから、画像が出ません

画像の最適化や遅延読み込みの機能が、画像の表示と干渉している例があります。その機能を、いったんオフにして、表示が戻るか確認してください。戻れば、その機能の設定が原因です。

スマホだけ、画像が表示されません

ブラウザのキャッシュや、スマホ用に別の画像を出す設定(遅延読み込み・最適化)が、影響している可能性があります。キャッシュを消したうえで、別のブラウザでも確認してください。

依頼した場合、費用はどのくらいですか?

状況の診断・切り分けは、10,000~30,000円が目安です。権限やサーバー設定の是正、引っ越しのときのURLの置き換えなどは、20,000~80,000円程度です。状況によって変わるため、まず症状をお知らせください。H.T.P.の緊急対応は、調査・修復で1万円(税込)です。

再発を防ぐには?

HTTPS化・引っ越し・テーマの変更・サーバーの高速化機能の変更をする前に、バックアップを取り、変更後に、画像が表示されるかを確認する習慣が基本です。変更の日付をメモしておくと、原因の特定が早くなります。

まとめ

画像が表示されないときは、まず「どこで出ないのか」を見分けることが大切です。公開ページなら「画像だけを直接開いてみる」「キャッシュを消す」、管理画面のメディアなら「ブラウザを変える」、アイキャッチだけなら「設定とテーマの変更」を、最初に確認してください。

ここまで確認しても直らないとき、HTTPS化や引っ越しのあとから起きているとき、売上や問い合わせに影響しているときは、長引くほど損失が大きくなります。無理をせず、専門家に任せてください。

この記事を書いた人
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桐山智行(株式会社H.T.P. 代表)

2007年よりWeb制作に従事し、現在は企業サイトやWordPressの保守・改善支援も行っています。これまで100社以上・500サイトを超える案件を担当し、トラブル対応から集客サポートまで幅広く経験しています。

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