WordPress制作料金を見極めるためのポイントと費用の内訳

公開：2025.10.14

この記事はこんな方におすすめ

「wordpress 制作料金表フリーランス」などで相場を調べているが、内訳の見方がわからない方
見積書の項目（ディレクション/デザイン/実装/テスト等）を正しく比較し、ムダな費用を避けたい方
フリーランスと制作会社の違いを理解して、自社に合う進め方・発注範囲を決めたい方

WordPressレベル別読みどころガイド

Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7

赤：外注依存度「高」オレンジ：外注依存度「中」緑：外注依存度「低」

この記事はあなたのWordPressレベルによって見解が異なります。
右のレベル表（スマホは画面下）を参考に、記事内の「赤・オレンジ・緑」のパートを読み分けてください。
※「外注依存度」とは、作業や確認を自分でどこまで対応するか、もしくは外注に任せるかの度合いを示しています。

WordPress制作料金を見極める基本

制作料金は「依頼範囲×外注依存度×品質要件」で決まります。
まずはサイトの目的・優先順位・運用体制を整理し、見積書の内訳（ディレクション/設計/デザイン/実装/テスト/移行/保守）を分解して比較するのが、手間はかかりますが結局近道です。これだけでwordpress 制作料金表の検索だけでは見えない差が浮き彫りになります。

制作料金の見極め～WordPressレベルごとの確認ポイント

丸投げでも前提は用意。料金のブレを小さくするコツ

操作や専門用語に自信がない赤レベルの方は、ここは無理に細かい指示を出すより、「目的・納期・予算上限」の3点をはっきり伝えて、プロに最適案を提案してもらうのが安心安全です。
見積もりの金額差は「依頼範囲の曖昧さ」から発生するケースも多々あります。
最小構成で始めて段階拡張する進め方なら、費用のブレを防げます。

確認ポイント

サイトの目的（問い合わせ増/採用強化/資料DL など）とゴール指標を1～2行で共有
参考サイト2～3例：好き/苦手の両方とNG項目（動き過多/フォント/色など）
納期の優先度（スピード重視 or 品質重視）、公開必須日があるか
「フリーランスと制作会社どちらが向くか」だけは相談時に確認
見積は必ず作業内訳と除外範囲を明記してもらう（後の追加費用を防ぐ）

費用（内訳の目安感）

ディレクション（要件整理/進行）：全体の10～20%
情報設計（サイト構成/ワイヤー）：5～15%
デザイン（トップ/下層テンプレ）：20～35%
実装（テーマ構築/機能追加/フォーム）：25～40%
テスト（動作/表示/計測タグ）：5～10%
移行・初期設定（DNS/SSL/プラグイン整理）：3～10%
初期保守/レクチャー：3～10%

準備（これだけ用意でOK）

ロゴ/ブランドカラー/既存パンフや会社概要PDF
ページのたたき台（トップ/サービス/実績/お問い合わせ）
サーバー契約の状況、ドメイン情報（不明でもOK・調査してもらう前提）

「内訳の妥当性」を部分チェック。抜け漏れ＝追加費用の元

料金の見極め＝仕様の明確化にもつながります。テーマ/プラグインの基礎は理解し、軽微な調整は自分でできるオレンジレベルの方は、Must/Should/Won’tで要件を仕分けし、見積もりの前提条件と除外範囲を揃えて相見積もりを取りましょう。フリーランスに依頼する場合は、単価だけでなく稼働帯とレビュー体制（ダブルチェックの有無）も確認しておくと安心です。

確認ポイント