WordPress保守・修正を外注する前に読むガイド

WordPressが突然“真っ白”になったり、ログインできなくなったり、更新後に表示が崩れたり…。
そのようなとき、まずは自分で検索して直そうとするものの、手順は複雑で専門用語も多く、
「これ本当に自分でやって大丈夫なのか?」と不安になったことはありませんか?
一方で、制作会社や専門のフリーランスに外注すれば安心かもしれないけれど、
「どこまで自分で直せるのか」
「どの段階でお願いしたほうが効率的なのか」
「そもそもなんて言って頼めばいいのか」
これがわからず、決断に迷ってしまう…。
このサイトは、そんな方のために
【WordPress熟練度をレベル別で表し、自力で解決できる範囲と外注が必要な境界をわかりやすく示すガイド】
です。
記事の冒頭で「このレベルなら自力OK」「ここからは外注推奨」と明示しているので、
余計な回り道をせずに最適な判断にたどり着けます。
WordPressはコードはネット上に落ちてるけど...
WordPressで起こる課題は、「白画面になった」「英語のエラーが表示された」といったトラブルだけではありません。
「デザインを大きく変えたい」「独自のプラグインを作りたい」など、機能や見た目を広げたいときにも、同じように「自力でやるか」「外注するか」の判断が必要になります。
ネット記事を探したりAIでコードを生成すれば、一見すぐに形になりますが、仕組みを理解しないままコピペしてしまうと、後から思わぬ不具合や制約につながることもあります。
逆に、ちょっとした修正なら自分で解決できることも多く、外注するほどではない場面もあります。
大切なのは、「自分のWordPress熟練度に合った判断」をすること。
本ガイドでは、「自力で進めるべき範囲」と「外注したほうが効率的な範囲」を、WordPressレベルごとに目安として示します。 これにより、トラブル対応からテーマ制作・プラグイン開発まで、無駄な時間や費用をかけずに最適な解決方法を選べるようになります。
WordPressレベル自己診断表
まずは自分のおおよそのWordPressレベルを確認してみましょう。
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初心者
用語が不明。ログインやパスワード再発行など基本操作で戸惑う。例:管理画面に入れず右往左往、専門用語が分からない。
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基本操作ユーザー
投稿・画像差替え等はできるが、設定変更や更新に不安。エラー文が読めない。例:更新通知が怖くて押せない、崩れの原因が想像できない。
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投稿メインユーザー
日常更新は慣れているが、プラグインやテーマ調整など管理系は不安。例:公開や編集はOK、プラグイン更新やウィジェット操作は不安。
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更新ユーザー
更新の実施経験あり。DB/バックアップの存在は知るが活用は曖昧。例:更新後の不具合に自力対応が難しい。
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データ操作ユーザー
phpMyAdminで閲覧・エクスポート/インポート可。復元や切り分けの流れを把握。例:衝突切り分けや移行準備ができる。
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カスタマイザー
子テーマでCSS/テンプレ修正、ステージング理解、DB検索置換も実行可。例:functions.php調整やテンプレ差し替えが可能。
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マスター(エンジニア寄り)
WP構成を俯瞰し、コード・DB・サーバ運用まで自走可能。例:セキュリティ強化や環境構築を含め包括的運用。
このガイドでわかること
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自力と外注の境目がはっきりする
WordPressのトラブル対応からテーマ制作・プラグイン開発まで、どこまで自力で進められるか/どこから外注が効率的かをレベル別に示します。
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判断に必要な材料が整理できる
記事ごとに「必要な知識やリスク」を紹介しているので、自分で挑戦するか外注するかの判断材料になります。
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機能追加やカスタマイズの判断基準がわかる
管理画面での操作、functions.phpによる改修、プラグイン調整など、どの方法を選ぶのが適切かを解説します。
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費用感や依頼プロセスがつかめる
制作会社やフリーランスに依頼する場合の料金体系や流れを、一般論として把握できます。
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外注をスムーズに進める準備ができる
ログイン情報やサーバ・ドメイン契約内容など、依頼前に揃えておくと良い情報をまとめています。